※周囲の小物は含まれません
サイズ
外(縦×横)…17.5〜18×27〜27.5センチ
内(縦×横)…12.5×20.5センチ
高さ…2.5センチ
手づくりの為、個体差があり、縦横・高さ共に5ミリ〜1センチ程度の誤差が生じることがございます。
※2023年1月より、価格を変更しました。
枯緑 シルバーモチーフ トレイ 大
中世のヨーロッパ貴族が愛用していた「銀食器」のトレイをモチーフにした器です。
「たたら作り」では取手や縁などにデザインを付けることは難しいのですが、試行錯誤しながら「銀食器」特有の模様を施しました。さらに、細かい模様を入れた取手の部分を穴開けにし、華奢なイメージにも。なので製作側としてはとっても手をかけて仕上げた記憶に濃い一枚なんです。
色は「枯緑(カレミドリ)」。緑の中に茶色が混ざったような、茶色に緑が混ざったような…、ツヤのない古ぼけた感じの雰囲気です。実は…この釉薬は失敗から偶然に生まれた「ご褒美釉」。 深みのある個性豊かな色合いで、器のいろいろな表情が楽しめます。「きれい」や、「均一な色合い」がお好みの方には、おすすめできません。全体的に釉薬の流れやムラが感じられ、鉄点や小穴、茶色い斑点も多く見られます。
大きさ的には、お肉料理・お魚料理など一人前のメイン皿としてはもちろん、汁気のない副菜の盛皿や菓子皿としてもステキな一枚です。また大人っぽい落ち着いた印象があるので記念日やおもてなしの一皿としても活躍すると思います♫
焼き色は均一ではなく、黄緑っぽく明るめに発色している部分
、釉薬の流れやムラが大き出ている部分があり、全体的にまだらな感じです。言葉で表現するのがなんとも難しい色合いなのですが、落ち着いた雰囲気のとても良い色です。中には、全体に細かい白い点が多く見られるものもあります。お任せ発送となりますので予めご了承ください。
当窯の器は、どれも少しいびつです。「たたら作り」という手法で作っているこのお皿も、やっぱりちょっといびつ。多少がたつきが見られるものもあります。
「たたら作り」とは、簡単に言うと…1、良く練った土を、スライス状にする 2、その粘土を石膏型の上にのせて成形する という作り方。なので、ろくろ作りと違って、楕円や四角、花形など色々な形を作ることができます。
また、釉薬をかける時には釉掛けハサミを使用しています(写真下左)。写真は、「ブルーグレー」と「ホワイト」の器にみられる「はさみ跡」の様子ですが、同じように器の表面中央付近の一部がポツンと濃くなっていたり、色が薄くなっていたりします(写真下右)。予めご了承ください。
「秋らしい食卓」をグッと楽しませてくれる一枚です
「秋の味覚」の中でも、「しめじ」は安価で使い勝手がいい上に、炊き込みご飯に入れたり、グラタンやパスタの主役にしたり、ただグリルするだけでも美味しくて最高だなぁと思うんです♪
いつものオムライスも、しめじ入りのデミグラスソースをかけるだけで “秋仕様”♡! そんな「秋ご飯」を毎年盛り上げてくれるのがお気に入りの「枯緑 シルバーモチーフトレイ大」。一年を通してたくさん使っている一枚ですが、秋を彩る「枯れ葉」のような深みのある『枯緑』の色合いが秋にぴったりな雰囲気で、この時期の食卓がさらに楽しくなるアイテムなんです。
最近の発見は、大好きなモリス柄との組み合わせがとても素敵だったこと♡ 100円均一のお店で購入したものなのですが、器の下に合わせてみたらすごく似合って気分が上がりました。使えば使うほど魅力高まる気がしている「枯緑 シルバーモチーフトレイ大」は、またこの秋もいい相棒になってくれそうです♫
2022年9月 ナカハラ
器の色に魅せられて…
メイン料理、副菜、ワンプレートなど使い道が多いこの器。どんなシーンにも似合い、もちろんおやつの時間にもおすすめです。今回この器を製作する時に偶然完成した釉薬、「枯緑」のアンティークの絵画のような色合いから、大人な焼き菓子が似合いそう…と思って、わたしのパウンドケーキ作りのバイブルにしている一冊「circusのどこにもないパウンドケーキ」(セキグチテルヨ著)のレシピのひとつ『番茶と胡桃のシナモンケーキ』を焼きました。
焼きあがったケーキをカットして、“ホイップクリームをかけ、砕いた番茶と胡桃を添えて”というセキグチさんの薦めの通りに器に盛り付けてみました。「枯緑」の色合い、そしてアンティークトレイの形に番茶色の渋い色合いのケーキがよく似合う、大人のデザートプレートが完成。
菓子皿としては少し大きめの器ですが、クリームをかけたり、ミントを添えたりするデザートには丁度いいと思います。器の余白を楽しみながら使ってみてください。
器の色に合わせてケーキを焼く…すっかりこの「枯緑」の虜です。シンプルなデザインの器と似合いそうな釉薬、今後が楽しみです♪
2019年5月 ナカハラ
細かい部分もご確認ください
手作りの陶器には、表面に細かい鉄点が出ていたり、小穴や細かい凹凸があります。中にはハサミ跡がくっきりと出ているものもあります。全体的に白い斑点が多く見られるものもあります。また、釉薬のムラや流れがよく分かる部分があります。
表と裏では表情が異なりますので、裏側の様子もご確認ください。小穴や凹凸が見られたり、釉薬の流れやムラがよく分かる部分もあります。また、底面には道具跡や黒く発色した所が見られるものがあります。予めご了承ください。
重ねた時と文庫本との比較写真です。
当よしざわ窯の品は手作りのため、キレイに揃った器をお好みの方にはお勧めできません。同じものとして製作している器でも、大きさ、形、色はすべて異なります。
同じ器をお持ちで、買い足しされる場合、お手元の品と新しくお買い求めになる品とは、色・形・大きさは異なるとお考えください。
ご注文の前には必ず「ご利用ガイド」のページをご覧ください。