※周囲の小物は含まれません。
サイズ
径…9.5センチ
高さ…2.3センチ
個体差があり、縦横・高さ共に5ミリ〜1センチ程度の誤差が生じることがあります。
※2022年7月から「チャコール マーガレット深小皿」は真っ白な磁器土で製作しています。それまでに製作していたものと大きさはほぼ同じですが、印象や質感が多少異なりますので、買い足しをご希望の方はご注意ください。
チャコール マーガレット深小皿
マーガレットの花をイメージした、少し深さのある小皿です♪白い磁器土を使って、『圧力鋳込み』という製法で製作しました。
色は「チャコール」。薄い黒…濃いグレー…そんな感じの、一言では表せない深い色です。細かい凹凸や、釉薬が結晶化した白い斑点が全体に見られます。
醤油やタレをつけるときにも、薬味を何種類も揃えるときにも、それから一口サイズのおやつ皿としても、ちょうど良いと思います。シックな雰囲気の小皿なので、落ち着きのある食卓づくりのアイテムになってくれそうです。
横から見ると、わずかに傾きが感じられるものもあります。また、焼き色は一客一客で異なります。深緑っぽいもの、グレーっぽいもの、ツヤや焦げ感があるものと個性豊かです。お任せ発送となりますので、予めご了承ください。
〈磁器土について〉
よしざわ窯では通常、製作する器の形状、釉薬の発色や風合い等を考慮して、6種類以上の土を使い分けています。益子並土、白土、赤土、黒土、半磁器土、耐熱土などです。
この器には、「磁器土」を使用しました。きれいな色合いというだけでなく、「圧力鋳込み」という製法との相性がとても良く、ゆがみやヒビ割れなどといった不具合が少ないので、私たちがデザインした形に近い仕上がりになってくれるからです。
圧力鋳込みで製作している素地作りの工程は、多治見の窯元さんにお願いすることになりました。プロの職人さん方のお力をお借りすることで、よりきれいな器が安定して製作できるようになりそうです。
〈圧力鋳込み製法について〉
専用の石こう型に、機械を使って強い圧力をかけた泥しょう(液体状の粘土)を流し込んで成形する製法で、たたら作りや通常の鋳込み製法では作ることが難しい形状の器も作ることができます。
ひとつの器を作るために、対になった2つの石こう型を使います。ちょうどよく乾燥させた石こう型を積み上げ、小さな穴から、強い圧力をかけた泥しょうを流し込んでいきます。1時間ほどで泥しょうが固まるので、型を開けると器の形が出来上がっています。
泥しょうの状態の細やかな管理から製作の手作業ひとつひとつが、繊細でかつ無駄がない。長年の経験や知識によって支えられた職人的な技術・製法です。
*上の写真は、多治見の窯元の作業風景です。
*上の写真は、当窯で「四つ葉のランチプレート」を作っているところです。
薬味皿やたれ皿に似合います
チャコールのお花モチーフの小皿は、落ち着きがありシックな雰囲気が、和の食卓にとても似合います。この日は蕎麦の薬味を並べる器として♪
「マーガレットがいっぱいのお皿 大」に蕎麦を盛り、生姜や梅、それから大根おろしなどの薬味をこの小皿に。簡素なメニューもどこか粋に仕上がる…そんな心強い味方になってくれると思います。また、上品なデザインなので 「丁寧」な印象も加えてくれるのがこの小皿のいいところ。普段に、そしてハレの日にも似合うので、我が家でもかなり長年活躍してくれているアイテムのひとつです。
*蕎麦つゆを入れているのは
「マーガレットがいっぱいのまるカップ ピンク」です。
2022年8月 ナカハラ
細かい部分もご確認ください
器には、細かい鉄点や凹凸、小穴が見られます。釉薬の流れや溜まり・濃淡が感じられ、結晶化した白い斑点が出ているものもあります。釉薬が薄く素地の色が分かる部分や、釉薬の剥げが見られる部分もあります。底面に作業跡が感じられるものもあります。お任せ発送となりますので、予めご了承ください。
重ねた時と、文庫本との比較写真です。
当よしざわ窯の器は個体差があり、キレイに揃ったものをお好みの方にはお勧めできません。同じものとして製作していても、大きさ、形、色はすべて異なります。
買い足しをされる場合、お手元のものと新しくお買い求めになるものとは、色・形・大きさは異なるとお考えください。
ご注文の前には必ず「ご利用ガイド」のページをご覧ください。