※周囲の小物は含まれません。
サイズ
外径…18.5〜19センチ
内径…15センチ
高さ…2〜2.5センチ
個体差があり、縦横・高さ共に5ミリ〜1センチ程度の誤差が生じることがあります。
*2023年2月より、価格を変更しました。
グレー ラウンドリムプレート 6寸ケーキ皿
形はシンプルなリムのある丸皿です。ケーキ皿としてちょうど良いくらいの大きさなので、「ケーキ皿」と名づけました♪
色はツヤのない「グレー」で仕上げました。細かい鉄点や、釉薬が結晶化した白い斑点が全体に見られます。
「ケーキ皿」という名前ですが、もちろん、おかず皿としても、パン皿としてもお使いいただけます。少しだけ深さがあるので、ソース程度の汁気なら受け止めてくれます。落ち着いたグレーのシンプルなお皿なので、どんなものにも合いますが、シックな印象のコーディネートに仕上げたい時にとっても活躍してくれる一枚だと思います。
横から見たときに、やや傾きが感じられるものがあります。また、焼き色は一客一客で異なります。釉薬のムラや、施釉のハサミから垂れた釉薬の跡が残っているものもあります。お任せ発送となりますので、予めご了承ください。
〈磁器土について〉
よしざわ窯では通常、製作する器の形状、釉薬の発色や風合い等を考慮して、6種類以上の土を使い分けています。益子並土、白土、赤土、黒土、半磁器土、耐熱土などです。
この器には、「磁器土」を使用しました。きれいな色合いというだけでなく、「圧力鋳込み」という製法との相性がとても良く、ゆがみやヒビ割れなどといった不具合が少ないので、私たちがデザインした形に近い仕上がりになってくれるからです。
圧力鋳込みで製作している素地作りの工程は、多治見の窯元さんにお願いすることになりました。プロの職人さん方のお力をお借りすることで、よりきれいな器が安定して製作できるようになりそうです。
〈圧力鋳込み製法について〉
専用の石こう型に、機械を使って強い圧力をかけた泥しょう(液体状の粘土)を流し込んで成形する製法で、たたら作りや通常の鋳込み製法では作ることが難しい形状の器も作ることができます。
ひとつの器を作るために、対になった2つの石こう型を使います。ちょうどよく乾燥させた石こう型を積み上げ、小さな穴から、強い圧力をかけた泥しょうを流し込んでいきます。1時間ほどで泥しょうが固まるので、型を開けると器の形が出来上がっています。
泥しょうの状態の細やかな管理から製作の手作業ひとつひとつが、繊細でかつ無駄がない。長年の経験や知識によって支えられた職人的な技術・製法です。
*上の写真は、多治見の窯元の作業風景です。
*上の写真は、当窯で「四つ葉のランチプレート」を作っているところです。
圧力鋳込みで製作した器の裏底面には、泥しょうを流し入れる部分に残る「鋳込み口」と呼ばれる跡が見られます(下の写真はその一例です)。予めご了承ください。
また、釉薬をかける時には釉掛けハサミを使用しています(写真下左)。写真は「ブルーグレー」と「ホワイト」の器にみられる「はさみ跡」の様子ですが、同じように器の表面中央付近の一部がポツンと濃くなっていたり、色が薄くなっていたりします(写真下右)。予めご了承ください。
大人な雰囲気を作ってくれる一枚です♪
「カヌレ」が好きで、美味しそうなカヌレを見つけては食べ比べしてみたりしているのですが…なんだか最近 ”生クリーム” をのせた「生クリームカヌレ」が話題みたいですね! さっそく私もお気に入りのお店で買ったカヌレに生クリームをのせて楽しんでみることに♫ お酒が効いたカヌレは大人のお菓子のひとつなので、大人っぽい雰囲気の器が似合うかなと思い、
「ホワイト 八角洋皿 中」に並べて、「グレー ラウンドリムプレート 6寸ケーキ皿」で取り分けてみたら、シックで落ち着いた雰囲気が広がって素敵でした。生クリームをのせたカヌレは食べ応えがあって、ほわんと広がるラム酒の味ととても相性が良くて美味しかったです♡
*紅茶を入れているのは
「パールストーングレー 白鳥まるカップ」です。
2022年10月 ナカハラ
細かい部分もご確認ください
器には、細かい鉄点や凹凸、ピンホール(針で刺したような小さな穴)が見られます。陶土に含まれる成分が表出しているものもあります。釉薬の流れやムラ・溜まりが見られるものや、釉飛びが分かるもの、施釉のハサミから垂れた釉薬の跡が残っているものもあります。中には器と器が擦れた後が白くのこっているものがありますが、お使いいただくうちに気にならなくなる程度のものです。底面には作業跡が残っているものや波紋状の模様が出ているものもあります。お任せ発送となりますので、予めご了承ください。
重ねた時と、文庫本との比較写真です。
メタルマークにご注意ください
*この写真は「グレー ラウンドリムプレート 6寸ケーキ皿」ではありません。
ホワイトやグレー等の薄い色の器では、金属製のスプーン等で強くこすると「メタルマーク」とよばれる跡がついてしまうことがあります。
これは、器よりも金属の方が弱く、摩擦で欠けてしまった金属の細かいかけらが器の隙間に入り込んで残ってしまうというものです。
洗っても落ちない傷がついてしまいますので、金属製のスプーン等をご使用の場合はご注意ください。
当よしざわ窯の器は個体差があり、キレイに揃ったものをお好みの方にはお勧めできません。同じものとして製作していても、大きさ、形、色はすべて異なります。
買い足しをされる場合、お手元のものと新しくお買い求めになるものとは、色・形・大きさは異なるとお考えください。
ご注文の前には必ず「ご利用ガイド」のページをご覧ください。