※周囲の小物は含まれません。
サイズ
径…16センチ
高さ…3.5センチ
器には個体差があり、縦横・高さ共に5ミリ〜1センチ程度の誤差が生じることがあります。
*2022年11月より、作り方を変更しました。それ以前にご購入いただいた「白いコサージュのお鉢」と大きさはほぼ同じですが、色合いや質感が若干異なりますので、買い足しをご希望の際はご注意ください。
白いコサージュのお鉢
表面に凹凸をつけて、少し立体的に花を表現した中鉢です。出来上がったときに、コサージュみたい…と思い、「コサージュの…」と名前をつけました♪
色は、ツヤツヤ、つるつるとした質感の白。細かな鉄点や小穴が全体に見られます。
何にでも合う白とサイズ感の使い勝手が良くて、食器棚にあるとつい選びたくなるお鉢です。少し深さがあるので、汁気のある物にも使えます。1人分のおかずの取り皿としてもちょうど良いサイズですし、1〜2人分のフルーツ等にもぴったりです。
模様の出方や焼き色は一客一客で異なります。きなり色っぽいものやグレーっぽいものと個性豊かで、模様がぼんやりとしているものもあります。中には、裏面に作業跡が感じられるものもあります。お任せ発送となりますので、予めご了承ください。
〈磁器土について〉
よしざわ窯では通常、製作する器の形状、釉薬の発色や風合い等を考慮して、6種類以上の土を使い分けています。益子並土、白土、赤土、黒土、半磁器土、耐熱土などです。
この器には、「磁器土」を使用しました。きれいな色合いというだけでなく、「圧力鋳込み」という製法との相性がとても良く、ゆがみやヒビ割れなどといった不具合が少ないので、私たちがデザインした形に近い仕上がりになってくれるからです。
圧力鋳込みで製作している素地作りの工程は、多治見の窯元さんにお願いすることになりました。プロの職人さん方のお力をお借りすることで、よりきれいな器が安定して製作できるようになりそうです。
〈圧力鋳込み製法について〉
専用の石こう型に、機械を使って強い圧力をかけた泥しょう(液体状の粘土)を流し込んで成形する製法で、たたら作りや通常の鋳込み製法では作ることが難しい形状の器も作ることができます。
ひとつの器を作るために、対になった2つの石こう型を使います。ちょうどよく乾燥させた石こう型を積み上げ、小さな穴から、強い圧力をかけた泥しょうを流し込んでいきます。1時間ほどで泥しょうが固まるので、型を開けると器の形が出来上がっています。
泥しょうの状態の細やかな管理から製作の手作業ひとつひとつが、繊細でかつ無駄がない。長年の経験や知識によって支えられた職人的な技術・製法です。
*上の写真は、多治見の窯元の作業風景です。
*上の写真は、当窯で「四つ葉のランチプレート」を作っているところです。
圧力鋳込みで製作した器の裏底面には、泥しょうを流し入れる部分に残る「鋳込み口」と呼ばれる跡が見られます(下の写真はその一例です)。予めご了承ください。
煮物のときも、おつまみのときも。
最近、塩豚を作ってストックしておくことが多くなりました。
昨日はそれをトマト煮込みに。お鍋に野菜を入れて塩豚をのせて、弱火でしばらく放置するだけの楽々料理ですが、塊のお肉ってそれだけでなんだか"立派な料理した感"が出る気がします。
白いコサージュのお鉢は我が家では頻繁に出番があって、取り鉢としても使っています。深すぎず浅すぎずなこれくらいの深さが、とってもちょうど良いんです。
*一緒に写っている器は
「アッシュホワイト レースボウル」です。
別の日には、おつまみの器としても。
ささみとブロッコリーのペペロンチーノを作った日は、息子が初めてつかまり立ちをしたので、夫の晩酌の時間には白いコサージュのお鉢で華を添えました。
離乳食が始まって早4か月。そのために、ささみとか、とっても小さなお豆腐とか、野菜も色々…普段あまり買わない食材に手を伸ばすようになりました。といっても使うのはほんのちょこっとなので、残りはわたしと夫のおかずやおつまみに。家族そろって新しいチャレンジの毎日です。
2022年11月 カワハラ
細かい部分もご確認ください
器には、細かい鉄点や凹凸、小穴が見られます。底面に作業跡が感じられるものもあります。お任せ発送となりますので、予めご了承ください。
重ねた時と、文庫本とのサイズ比較写真です。
当よしざわ窯の器は、キレイに揃ったものをお好みの方にはお勧めできません。同じものとして製作していても、大きさ、形、色はすべて異なります。
買い足しをされる場合、お手元のものと新しくお買い求めになるものとは、色・形・大きさは異なるとお考えください。
ご注文の前には必ず「ご利用ガイド」のページをご覧ください。