※周囲の小物は含まれません。
サイズ
縦×横…13×12センチ
*持ち手まで含めた長さ…16.5センチ
高さ…3~3.5センチ
手づくりの為、個体差があり、縦横・高さ共に5ミリ~1センチ程度の誤差が生じることがございます。
あめ色 手付きしのぎオーブンウェア<オーブン使用可>
ラザニアやグラタン、それからグリル野菜など…オーブンを使った料理ってたまに食べたくなりますよね。
今回はひとり分のグラタンやドリアを用意するのに丁度良いサイズのオーブンウェアをつくってみました。小さめの持ち手に、側面にしのぎ模様がついたほっこりしたデザインにしました。洋食屋さんで使われていそうなどこかレトロな雰囲気があり可愛らしい見た目です♪
色は、油染みなどの汚れが目立たないツヤのある「あめ釉」を施しています。全体的に、小穴や気泡の跡が見られます。内側は、外側に施したしのぎの模様がぼんやりと出ています。中には器と器が擦れて白い線が出ているものもありますので予めご了承ください。
オーブンを使ったお料理にはもちろん、お菓子作りにも可愛らしいですし、普段の副菜の盛りつけ皿としてや、お子様のご飯皿としてもお使いいただけると思います。
★オーブンやオーブントースターにもお使いいただけますが、直火には使用できませんので予めご了承ください。
*2019年まで、秋冬限定でオーブン料理におすすめなアイテムを「耐火土」で製作していたのですが…、ヨシザワ家では、目の粗い益子土で製作したものを、オーブン用として10年以上使用していて問題がないため、2020年からは益子土を使って「あめ釉」で仕上げてご紹介することにしました。「耐火土」を使用して製作していたものとは、仕上がりや重さ、手触りが異なります。
〈鋳込み製法について〉
デザイン部で作った石膏の型に、「
泥しょう」と呼ばれる陶土を液状にしたものを流し込んで形をつくります。しばらくすると、泥しょうが固まるので型からはずします。
鋳込みの製法は、ろくろやたたら作りでは作ることが難しい形を作ることが出来ますし、器の外側に凹凸で表現した模様を入れることができます。
*写真は「雲のお鉢」を作っているところです。
鋳込みは職人の技を要する製法です。当窯では、約20年のキャリアを持つ鋳込み職人のタカトクさんにも製作をお願いしています。
数年前から、自宅近くの廃校になった小学校の職員室だった場所を作業場にしているタカトクさん。写真は、作業をしながら、鋳込みの工程を私たちに教えてくださっている様子。話をする中で「焼き物が好きなんだよね~」と一言。作業中も、にこやかな笑顔で楽しそうにされている姿が印象的です。日々、独自の実験を繰り返しながら、さまざまな形を器として製作するノウハウを磨いているのだそう。よしざわ窯の器づくりには、そんな焼き物が好きなタカトクさんの匠の技とアドバイスも詰まっています。
いつものグラタンが洋食屋風に♪
ひとり分のグラタンにちょどいい大きさで、グラタンやドリアがすごく似合って絵になる器だなと思います。
我が家の定番献立のひとつ、ショートパスタとエビと鶏肉、そしてほうれん草や玉ねぎを入れたシンプルグラタンをこの器で♪ この日は、お気に入りのパン屋さんで売られている本格的なパン粉もトッピングに使ってみました。ハード系のしっかりしたパン粉がアクセントになり、満足感が増して満たされました♪
この「あめ色 手付きしのぎオーブンウェア」は、どこか洋風屋さんで出てきそうな見た目なので、”おうちカフェ気分”が楽しめる気がします。また、オーブンマット代わりに、器を重ね使いするのもおすすめです。私は
「アッシュホワイト 四角のレース皿」にパンを添えて一皿にしてみました。重ね使いで見た目が変化するのも楽しいのでぜひ試してみてください。
2023年3月 ナカハラ
細かい部分もご確認ください
手作りの陶器には、小穴や凹凸が見られ、中には気泡が弾けた跡が見られるものもあります。表面には土のうねり跡が見られたり、釉薬の溜まりや結晶化が見られる部分もあります。また、器と器が擦れて白い線が出ているものもあります。側面に施したしのぎ模様が内側にぼんやりと感じられます。しのぎ模様の出方は一客一客で異なり、凹凸部分に釉薬が溜まっているものもあります。底面は、土の成分が表出しているものもありますので予めご了承ください。
重ねた時と、文庫本との比較写真です。
当よしざわ窯の陶器は手作りのため、キレイに揃ったものをお好みの方にはお勧めできません。同じものとして製作していても、大きさ、形、色はすべて異なります。
買い足しをされる場合、お手元のものと新しくお買い求めになるものとは、色・形・大きさは異なるとお考えください。
ご注文の前には必ず「ご利用ガイド」のページをご覧ください。