※周囲の小物は含まれません。
サイズ
口径…9.5〜10センチ
*持ち手まで含めた横・・・13センチ
高さ…6〜6.5センチ
※8分目まで約200ml入ります。
個体差があり、縦横・高さ共に5ミリ〜1センチ程度の誤差が生じることがあります。
*2024年2月より「brown line スズランの平マグ」→「brown line スズランの平マグ(ツヤなし)」と商品名を変更しました。
brown line スズランの平マグ(ツヤなし)
背が低めで、丸みがある形のマグカップの側面3ヶ所に、スズランのレリーフ模様を入れました。
色は、今までにない「ニュアンスのある白」をつくりたくて、「結晶釉」と呼ばれる釉薬で時間をかけて調合した「ストーンホワイト」で仕上げました。釉薬の表面に、細かい結晶が見られ、部分的にグレーがかっていたり、青みがかっていたり…まるで磨かれた石のような雰囲気の釉薬です。さらに縁には手作業で茶色のラインを入れてアクセントを付けました。全体的に鉄点や小穴が見られたり、釉薬の流れやムラが大きく出ている所があります。中には青白く発色している所があります。お任せ発送となりますので予めご了承ください。
飲み物のカップとしてはもちろん、平らで背が低いので、デザートカップやスープカップなど、様々な使い方で幅広く活躍してくれるアイテムです。
焼き色や模様の出方は一客一客で異なり、模様が分かりにくいものがあります。また縁のラインは手作業で仕上げている為、色ムラが見られたり、発色も様々で茶色の発色が薄いものと濃いものがあります。また中には、釉薬が垂れているものがあります(写真下2枚目)。お任せ発送となりますので、予めご了承ください。
〈磁器土について〉
よしざわ窯では通常、製作する器の形状、釉薬の発色や風合い等を考慮して、6種類以上の土を使い分けています。益子並土、白土、赤土、黒土、半磁器土、耐熱土などです。そしてこの器には、「磁器土」を使用しました。きれいな色合いというだけでなく、ゆがみやヒビ割れなどといった不具合が少なく、私たちがデザインした形に近い仕上がりになっています。
〈機械ロクロ成形について〉
機械ロクロで専用の石膏型を回転させながら成形する製法で、繊細な模様の入ったカップもきれいにそしてゆがみ少なく成形することができます。
石膏型は岐阜県の型屋さんにお願いしていて、私たちではとうてい作ることのできない細かい模様の入ったカップの石膏型も熟練の技術で私たちがデザインそして手づくりした原型そのままに作ってくれます。
そして、機械ロクロで製作している多治見の窯元さんに「粘土素地づくり」の工程をお願いすることになりました。粘土や石膏型の状態の細やかな管理から製作の作業ひとつひとつが、繊細でかつ無駄がない。素地づくりのプロの職人さんたちのお力をお借りすることで、よりきれいな器が安定して製作できるようになりそうです。
*上写真は、多治見の窯元の作業風景です。
穏やかで心ほぐれるティータイムを♪
「平マグ」シリーズは背が低く、丸みがあってぽってりとした作りなので、優しく手のひらになじむようなマグカップです。熱々のスープや飲み物を入れて、両手で包んでふうふうしながらゆっくり楽しみたい時にもぴったりです。縁に入れた茶色のラインが優しい印象があり、牛乳を合わせるカフェラテや、ミルクティーなどにもとっても似合うと思います。
また、茶系やホワイト系の器と組み合わせて、ナチュラルな雰囲気のコーディネート楽しめそうなところも気に入っています。この日は、ミルクティーを入れて、友人からお土産にもらったホワイトチョコレートケーキを
「枯葉色の花本」に並べてみたら、とても柔らかな印象になり素敵でした。ほっこりと心がほぐれるティータイムのお供に使ってみてください♪
2023年11月 ナカハラ
細かい部分もご確認ください
器には、鉄点や小穴、茶色い染みのような斑点が見られます。全体に、釉薬の流れやムラ、溜まりが感じられます。また、縁のラインは手作業で仕上げているため、色ムラが見られたり、釉が垂れているものがあります。焼き色や模様の出方は一客一客で異なり、模様が分かりにくいものがあります。中には器と器が擦れて黒く線が付いているものがありますが、お使いいただくうちに気にならなくなるものです。底面は作業跡が見られるものもあります。お任せ発送となりますので、予めご了承ください。
重ねた時と文庫本との比較写真です。
メタルマークにご注意ください
*この写真は「brown line スズランの平マグ」ではありません。
ホワイトやグレー等の薄い色の器では、金属製のスプーン等で強くこすると「メタルマーク」とよばれる跡がついてしまうことがあります。
これは、陶器よりも金属の方が弱く、摩擦で欠けてしまった金属の細かいかけらが陶器の隙間に入り込んで残ってしまうというものです。
洗っても落ちない傷がついてしまいますので、金属製のカトラリーをご使用の場合はご注意ください。
当よしざわ窯の器は個体差があり、キレイに揃った器をお好みの方にはお勧めできません。同じものとして製作している器でも、大きさ、形、色はすべて異なります。
同じ器をお持ちでも、買い足しをされる場合、お手元の器と新しくお買い求めになる器とは、色・形・大きさが異なるとお考えください。
ご注文の前には必ず「ご利用ガイド」のページをご覧ください。