※周囲の小物は含まれません。
サイズ
径…9.5センチ
高さ…6センチ
8分目までで約180ml入ります。
個体差があり、縦横・高さ共に5ミリ〜1センチ程度の誤差が生じることがあります。
*2024年5月から、ピンクの着彩の顔料を変更しました。それ以前にご購入いただいたものとは色合いが異なりますので、買い足しをご希望の方はご注意ください。
マーガレットがいっぱいのまるカップ ピンク
側面いっぱいにマーガレットの模様を入れた、丸みのあるカップです。
色は、全体にマットな白の釉薬をかけ、花の中央にはピンク色の着彩を施しました。優しくふんわりとした、かわいらしい雰囲気に仕上がっています。
テーブルがぱっと華やぐ、清楚で上品さの感じられるカップです。飲み物のカップやデザートカップとしてはもちろん、小鉢としてもお使いいただけます。爽やかにテーブルを飾ってくれると思います。
色違いの
「マーガレットがいっぱいのまるカップ 黄色」と一緒に使ってもかわいいと思います。
〈磁器土について〉
よしざわ窯では通常、製作する器の形状、釉薬の発色や風合い等を考慮して、6種類以上の土を使い分けています。益子並土、白土、赤土、黒土、半磁器土、耐熱土などです。そしてこの器には、「磁器土」を使用しました。きれいな色合いというだけでなく、ゆがみやヒビ割れなどといった不具合が少なく、私たちがデザインした形に近い仕上がりになっています。
〈機械ロクロ成形について〉
機械ロクロで専用の石膏型を回転させながら成形する製法で、繊細な模様の入ったカップもきれいにそしてゆがみ少なく成形することができます。
石膏型は岐阜県の型屋さんにお願いしていて、私たちではとうてい作ることのできない細かい模様の入ったカップの石膏型も熟練の技術で私たちがデザインそして手づくりした原型そのままに作ってくれます。
そして、機械ロクロで製作している多治見の窯元さんに「粘土素地づくり」の工程をお願いすることになりました。粘土や石膏型の状態の細やかな管理から製作の作業ひとつひとつが、繊細でかつ無駄がない。素地づくりのプロの職人さんたちのお力をお借りすることで、よりきれいな器が安定して製作できるようになりそうです。
*上写真は、多治見の窯元の作業風景です。
優しく彩るマーガレット
コーヒーやカフェラテには、フォームミルクをたっぷりのせるのが大好きです。
といっても、慌ただしい日常ではそんなことはできず、インスタントを溶かすだけ、牛乳をそのままそそぐだけですが…時間がとれた時には、牛乳を温めて、ゆっくり泡立てて…じっくりと時間をかけてフォームミルクを作りたくなります。だんだんとふわふわになっていくのを見ているだけでも楽しい「癒やしのひととき」です♪
ぽってりとしたまるい形の「マーガレットがいっぱいのまるカップ ピンク」は、両手で包むように持つと手に馴染んでしっくりくる感じがお気に入りです。意外と容量たっぷりで、カフェラテも大満足の量を淹れることができました。仕上げにシナモンをふって、香りを楽しみながらのお茶の時間。以前より少し鮮やかになったマーガレットのピンク色が、テーブルを優しく彩ってくれました。
*お菓子をのせた器は
「プラム 西洋長方深皿 中」です。
2024年5月 カワハラ
細かい部分もご確認ください
器には、鉄点や青い点、細かい凹凸が見られます。釉薬のムラや溜まりが感じられる部分や、釉薬が結晶化して白い斑点状になり、ツヤが感じられる部分もあります。着彩の部分にも、色ムラや凹凸が見られます。中には、グレーっぽく発色している部分もあります。
重ねた時と、文庫本との比較写真です。
メタルマークにご注意ください
*この写真は「マーガレットがいっぱいのまるカップ ピンク」ではありません。
ホワイトやグレー等の薄い色の器では、金属製のスプーン等で強くこすると「メタルマーク」とよばれる跡がついてしまうことがあります。
これは、器よりも金属の方が弱く、摩擦で欠けてしまった金属の細かいかけらが陶器の隙間に入り込んで残ってしまうというものです。
洗っても落ちない傷がついてしまいますので、金属製のカトラリーをご使用の場合はご注意ください。
当よしざわ窯の器は個体差があり、キレイに揃ったものをお好みの方にはお勧めできません。同じものとして製作していても、大きさ、形、色はすべて異なります。
買い足しをされる場合、お手元のものと新しくお買い求めになるものとは、色・形・大きさは異なるとお考えください。
ご注文の前には必ず「ご利用ガイド」のページをご覧ください。