※周囲の小物は含まれません。
サイズ
外径…17.5センチ
内径…13センチ
高さ…3.5センチ
個体差があり、縦横・高さ共に5ミリ〜1センチ程度の誤差が生じることがございます。
*2024年6月から、作り方をリニューアルしました。これまでに製作していたものとサイズはほぼ同じですが、色合いや質感が異なりますので、ご注意ください。
チャコール 洋まる深皿 中
ヨーロッパアンティークのお皿をモチーフにした器です。リムがゆるやかなドレープのようで存在感を感じさせる器です。色は「チャコール」で仕上げています。濃いグレー…薄い黒…そんな感じです。釉薬の流れやムラが全体に感じられます。中には傾きが見られるものもあります。1人分のサラダ皿としてはもちろん、メイン料理の取り皿や、デザート皿としても。深さがあるので、いろいろな用途で幅広くお使いいただけます。
焼き色は一客一客で異なり、中にはツヤが出ているものもあります。お任せ発送となりますので、予めご了承ください。
〈磁器土について〉
よしざわ窯では通常、製作する器の形状、釉薬の発色や風合い等を考慮して、6種類以上の土を使い分けています。益子並土、白土、赤土、黒土、半磁器土、耐熱土などです。
この器には、「磁器土」を使用しました。きれいな色合いというだけでなく、「圧力鋳込み」という製法との相性がとても良く、ゆがみやヒビ割れなどといった不具合が少ないので、私たちがデザインした形に近い仕上がりになってくれるからです。
圧力鋳込みで製作している素地作りの工程は、多治見の窯元さんにお願いすることになりました。プロの職人さん方のお力をお借りすることで、よりきれいな器が安定して製作できるようになりそうです。
〈圧力鋳込み製法について〉
専用の石こう型に、機械を使って強い圧力をかけた泥しょう(液体状の粘土)を流し込んで成形する製法で、たたら作りや通常の鋳込み製法では作ることが難しい形状の器も作ることができます。
ひとつの器を作るために、対になった2つの石こう型を使います。ちょうどよく乾燥させた石こう型を積み上げ、小さな穴から、強い圧力をかけた泥しょうを流し込んでいきます。1時間ほどで泥しょうが固まるので、型を開けると器の形が出来上がっています。
泥しょうの状態の細やかな管理から製作の手作業ひとつひとつが、繊細でかつ無駄がない。長年の経験や知識によって支えられた職人的な技術・製法です。
*上の写真は、多治見の窯元の作業風景です。
*上の写真は、当窯で「四つ葉のランチプレート」を作っているところです。
晩酌にも素敵な雰囲気を作ってくれる一枚です
女性ひとりでDIYを楽しむのがちょっとしたブームになっている今。私もSNSやyoutubeを頼りながらちょっとした模様替えをしたりすることにハマっているのですが、特に北欧ライフスタイルの提案をしているイェンス・イェンセンさんのDIY本に感化されて色々挑戦してみようかなと思っている所です。最近、そのイェンセンさんが家庭料理レシピを紹介している記事を発見。さっそくデンマーク流の「じゃがいもグラタン」を作ってみました。生クリームをたっぷり200mlも使うクリーミーなグラタンは、お酒が似合いそう!と思い、赤ワインを用意。「チャコール 洋まる深皿 中」は晩酌のおつまみ皿としてもぴったりな雰囲気なので、この日もグラタンの取り分け皿として使いました。エレガントなリムに飾られたグラタンは、よりワインと相性が良い見た目になった気がしました。味付けはナツメグを使うところが本格的で、あと引く味でした♪ そんなデンマーク流のグラタンを楽しみながら…次はイェンセンさんのように手縫いカーテンで「窓の衣替え」に挑戦してみたいなと考えを巡らせてみました。
2024年6月 ナカハラ
細かい部分もご確認ください
器には、鉄点や小穴が見られます。釉薬が結晶化した白い斑点が出ていて、表面がざらざらとしているものがあります。また中には気泡が弾けた跡が見られるもの、道具跡が残っているものがあります。裏側は釉薬の流れや溜まりが見られます。器どうしが擦れた跡が白く見られるものがありますが、何度かお使いいただくうちに気にならなくなるものです。底面は渦状の線が出ているもの、黒く発色しているものがあります。お任せ発送となりますので予めご了承ください。
重ねた時と、文庫本との比較写真です。
当よしざわ窯の器は個体差があり、キレイに揃ったものをお好みの方にはお勧めできません。同じものとして製作していても、大きさ、形、色はすべて異なります。
買い足しをされる場合、お手元のものと新しくお買い求めになるものとは、色・形・大きさは異なるとお考えください。
ご注文の前には必ず「ご利用ガイド」のページをご覧ください。