※周囲の小物は含まれません。
サイズ
外径…１９センチ
内径…１５．５センチ
高さ…２センチ
個体差があり、縦横・高さ共に５ミリ〜１センチ程度の誤差が生じることがあります。
green line ラウンドリム６寸 鳥の親子 森の中へ
「鳥と雲のお皿」、
「森と鳥のまるざら」、
「鳥の親子 秘密の花園へ」…などなどと、様々な空を悠々と旅してきた４羽の鳥の仲良し親子のシリーズです。
鳥の親子たちがこの器で飛んでいるのは、青々と葉が茂る森の中。嬉しそうに葉が踊り、鳥たちを歓迎している風景が思い浮かぶ…繊細で素敵なデザインです。
その画を『転写』という方法で「ラウンドリムプレート ６寸ケーキ皿」に入れました♪
色はツヤのある「白」。さらに縁には、手作業で緑の釉薬を塗りアクセントを付けました。縁の色と合わせた緑色の画が爽やかでありつつ、落ち着いた印象に仕上がりました。
取り皿や副菜皿、そしてデザート皿としても丁度良い大きさです。また程よい深さがあるので汁気のあるものにもお使い頂けます。
焼き色や模様の出方は一客一客で異なります。特に、縁のラインは手作業で仕上げている為ため個体差があり、ムラが感じられるもの、釉薬が薄い仕上がりのものもあります。お任せ発送となりますので、予めご了承ください。
〈磁器土について〉
よしざわ窯では通常、製作する器の形状、釉薬の発色や風合い等を考慮して、６種類以上の土を使い分けています。益子並土、白土、赤土、黒土、半磁器土、耐熱土などです。そして「レモンのお皿 中」には、よしざわ窯の器では初めて「磁器土」を使用しました（２０２１年５月以降）。きれいな色合いというだけでなく、「圧力鋳込み」という製法との相性がとても良いこと。そしてなにより、ゆがみやヒビ割れなどといった不具合が少なく、私たちがデザインした形に近い仕上がりになっています。
圧力鋳込みで製作している多治見の窯元さんに「粘土素地づくり」の工程をお願いすることになりました。素地づくりのプロの職人さん方のお力をお借りすることで、よりきれいな器が安定して製作できるようになりそうです。
〈圧力鋳込み製法について〉
専用の石こう型に、機械を使って強い圧力をかけた泥しょう（液体状の粘土）を流し込んで成形する製法で、たたら作りや通常の鋳込み製法では作ることが難しい形状の器も作ることができます。
ひとつの器を作るために、対になった２つの石こう型を使います。ちょうどよく乾燥させた石こう型を積み上げ、小さな穴から、強い圧力をかけた泥しょうを流し込んでいきます。１時間ほどで泥しょうが固まるので、型を開けると器の形が出来上がっています。
泥しょうの状態の細やかな管理から製作の手作業ひとつひとつが、繊細でかつ無駄がない。長年の経験や知識によって支えられた職人的な技術・製法です。
＊上写真は、多治見の窯元の作業風景です。
＊上写真は、当窯で「四つ葉のランチプレート」を作っているところです。
〈転写について〉
「転写」というのは、手書きの原画を専門の業者にお願いして、和紙に呉須（緑の顔料）で原画を写した「転写シート」を作ってもらい、そのシートを一枚ずつ手作業でお皿に写し、最後に釉薬を掛けて完成させるという方法です。
鳥の親子と爽やかな朝食を
朝食時に使う場合、目玉焼きやサラダなどのおかず皿やパン皿としてちょうどよく、とても使いやすいサイズ感です。
鳥の親子たちの画が描かれたこのお皿を使っていると、木々の隙間からキラキラと光が差し込む森の中で朝食を食べているような爽やかな気分になり、とても心地いい時間に感じられます。楽し気に飛び回る鳥の親子たちのさえずりまでも聞こえてきそうです♪
一緒に並べる器は森の朝の雰囲気をイメージして、
「薄緑 ラウンドリムプレート」「白い楕円太リム深皿 中」を合わせたら、ますます爽やかさが増したように感じました！
コーヒーを淹れた
「ベルベットグリーン 珈琲道具平マグ」は、お皿の縁に塗った緑色との相性もバッチリで、全体を引き締めるいいアクセントになったんじゃないかなと思います♪
２０２４年８月 オオタケ
細かい部分もご確認ください
器には、鉄点や小穴、釉飛びが見られます。焼き色や模様の出方は一客一客で異なり、模様の色が一部薄いものがあります。また、縁のラインは手作業で仕上げている為ため個体差があり、塗りムラや発色が薄いものもあります。裏側底面は渦状の線が見られます。
重ねた時と、文庫本とのサイズ比較写真です。
当よしざわ窯の器は個体差があり、キレイに揃ったものをお好みの方にはお勧めできません。同じものとして製作していても、大きさ、形、色はすべて異なります。
買い足しをされる場合、お手元のものと新しくお買い求めになるものとは、色・形・大きさは異なるとお考えください。
ご注文の前には必ず「ご利用ガイド」のページをご覧ください。
