※周囲の小物は含まれません。
サイズ
径…9.5センチ
高さ…3センチ
個体差があり、縦横・高さ共に5ミリ〜1センチ程度の誤差が生じることがあります。
*2025年1月より、価格を変更しました。
シトロン バラのお鉢 ミニ
表面に凹凸をつけて、少し立体的にバラを表現した豆鉢です。重なり合った花びらと、ひらひらした縁…。かわいらしくもあり、大人っぽくもある。そんな雰囲気の器です。
色は鮮やかなレモンイエローの「シトロン」。全体に鉄点や釉薬の流れが見られるものがあります。お任せ発送となりますので予めご了承ください。
深さのある豆鉢なので、ディップソースにぴったりです。小さなお菓子を入れるのも、かわいいかもしれません。小ぶりながらも、テーブル全体を明るい雰囲気にしてくれる器なので、コーディネートのアクセントとして活躍してくれると思います♪
焼き色や模様の出方は一客一客で異なり、薄い仕上がりのものもあります。お任せ発送となりますので、予めご了承ください。
〈磁器土について〉
よしざわ窯では通常、製作する器の形状、釉薬の発色や風合い等を考慮して、6種類以上の土を使い分けています。益子並土、白土、赤土、黒土、半磁器土、耐熱土などです。
この器には、「磁器土」を使用しました。きれいな色合いというだけでなく、「圧力鋳込み」という製法との相性がとても良く、ゆがみやヒビ割れなどといった不具合が少ないので、私たちがデザインした形に近い仕上がりになってくれるからです。
圧力鋳込みで製作している素地作りの工程は、多治見の窯元さんにお願いすることになりました。プロの職人さん方のお力をお借りすることで、よりきれいな器が安定して製作できるようになりそうです。
〈圧力鋳込み製法について〉
専用の石こう型に、機械を使って強い圧力をかけた泥しょう(液体状の粘土)を流し込んで成形する製法で、たたら作りや通常の鋳込み製法では作ることが難しい形状の器も作ることができます。
ひとつの器を作るために、対になった2つの石こう型を使います。ちょうどよく乾燥させた石こう型を積み上げ、小さな穴から、強い圧力をかけた泥しょうを流し込んでいきます。1時間ほどで泥しょうが固まるので、型を開けると器の形が出来上がっています。
泥しょうの状態の細やかな管理から製作の手作業ひとつひとつが、繊細でかつ無駄がない。長年の経験や知識によって支えられた職人的な技術・製法です。
*上の写真は、多治見の窯元の作業風景です。
*上の写真は、当窯で「四つ葉のランチプレート」を作っているところです。
また、釉薬をかける時には釉掛けハサミを使用しています(写真下左)。写真は、「ブルーグレー」と「ホワイト」の器にみられる「はさみ跡」の様子ですが、同じように器の表面中央付近の一部がポツンと濃くなっていたり、色が薄くなっていたりします(写真下右)。予めご了承ください。
日々のエナジーチャージにこの器を♪
気分が上がらないときや、落ち込んでいるとき、私は趣味のお菓子作りをして気分転換をすることがあります。無心になりながら材料を量ったり、かき混ぜたり…。そして完成したお菓子で糖分を補給してひと休み。そうすると、プラス思考になれる気もしているんです。この日はお馴染みのプリン作り。ホーローバットに一気に流し込んでできる柔らかめの平らなプリンを「シトロン バラのお鉢ミニ」で取り分けてみました。甘い手作りスイーツだけでも良い気分転換になりますが、さらに黄色い小さなバラたちがテーブルに並ぶと、パッと明るく、楽しい気持ちになるんです。小ぶりな器ですが、日々のちょっとしたエナジーチャージのお供になってくれる最高のアイテムだと思います。気分転換やリフレッシュのひとときにぜひ使ってみてください*
2024年7月 ナカハラ
細かい部分もご確認ください
器には、大・小の鉄点や青い点、小穴が見られます。中にはハサミ跡が残っているものもあります。細かい凹凸があり、ざらざらとした手触りの部分もあります。裏側は釉薬の溜まりやムラが見られるものがあります。また底面は黒く発色していたり、波紋状の線が見られるものもあります。お任せ発送となりますので予めご了承ください。
重ねた時と、文庫本との比較写真です。
当よしざわ窯の器は個体差があり、キレイに揃ったものをお好みの方にはお勧めできません。同じものとして製作していても、大きさ、形、色はすべて異なります。
買い足しをされる場合、お手元のものと新しくお買い求めになるものとは、色・形・大きさは異なるとお考えください。
ご注文の前には必ず「ご利用ガイド」のページをご覧ください。