※周囲の小物は含まれません。
サイズ
・青い空…「ブルーグレー ラウンドリムプレート 8寸」
外径…24.5センチ
内径…20センチ
高さ…2.5センチ
・白い雲…「白い雲豆鉢」
縦×横…5~5.5×6.5センチ
高さ…3センチ
*「ブルーグレー ラウンドリムプレート 8寸」は2025年5月より、作り方をリニューアルしました。これまでに製作していたものとサイズはほぼ同じですが、色合いや質感が異なります。買い足しをご希望の方はご注意ください。
青い空、白い雲。
*「ブルーグレー ラウンドリムプレート 8寸」1客と「白い雲豆鉢」1客、合計2客のセットです。
すっきりとした青い空にぷかぷかと優雅に泳ぐ雲…そんな晴れ渡った空を見上げると、気分が穏やかになったり、明るい気持ちになれますよね♪青い空、白い雲。そんな風景をイメージした、大きめのお皿と雲の形をした豆鉢のセットを作りました。
「青い空」は、いつも「ブルーグレー ラウンドリムプレート 8寸」として製作している大皿です。色はツヤのないスモーキーなブルーで、全体に細かい鉄点や小穴、青い点が多く見られます。
「白い雲」は 、大皿にのせて使ったら可愛いだろうなと思いミニサイズで製作した「白い雲豆鉢」。底面には雲のマークが描かれているのもポイントです♪色はツヤのないホワイト。表面に細かい鉄点がみられるところがあります。
「白い雲豆鉢」には箸やすめのお漬物、ドレッシング、それからフルーツなどを盛り付けて、「ブルーグレー ラウンドリムプレート 8寸」に重ねてワンプレート料理を楽しむのにおすすめです♪もちろんセット使いしなくても、「それぞれ」でもお使いいただけます。また、他の器との組み合わせもぜひ楽しんでみてください。
テーブルに晴れやかな空の景色を広げて、気持ちをリセットしながら、毎日を頑張っていけますように♪

どちらも焼き色は一客一客で異なり、釉薬の濃淡や溜まりが感じられるものがあります。また、鉄点や釉薬の結晶化の白い斑点が全体的に見られます。お任せ発送となりますので、予めご了承ください。
重ねた時と、文庫本とのサイズ比較写真です。

*詳細は各ページでご覧ください。
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「ブルーグレー ラウンドリムプレート 8寸」
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「白い雲豆鉢」
一日の始まりは爽やかなセットで♪
「ブルーグレー ラウンドリムプレート 8寸」×「白い雲豆鉢」の組み合わせで、晴れ渡る空を思わせるこのセット。この「青い空、白い雲。」を使うとなんだか前向きになれるような気がして、一日の始まりに使いたくなります。
気分良く目覚めた日にはパンケーキを焼いて、爽やかな「青い空、白い雲。」に!きれいな焼き色がつくように慎重に、丁寧に焼いたパンケーキは思った以上にうまく焼けて嬉しくなりました。「白い雲豆鉢」にはバターや、ナッツのはちみつ漬けなどを入れてのせ、パンケーキのワンプレートを楽しみました。豆鉢に入れるとちょっと丁寧な感じがして気に入っています♪
飲み物は白×ブルーが素敵な
「blue line 白鳥のマグ<黄色の冠>」に用意しました。爽やかさがより高まって相性ピッタリ!気分を晴れやかにしてくれる器たちとおいしいもので、楽しく過ごせそうです。
2025年5月 ミョウブダニ
〈磁器土について〉
よしざわ窯では通常、製作する器の形状、釉薬の発色や風合い等を考慮して、6種類以上の土を使い分けています。益子並土、白土、赤土、黒土、半磁器土、耐熱土などです。
この器には、「磁器土」を使用しました。きれいな色合いというだけでなく、「圧力鋳込み」という製法との相性がとても良く、ゆがみやヒビ割れなどといった不具合が少ないので、私たちがデザインした形に近い仕上がりになってくれるからです。
圧力鋳込みで製作している素地作りの工程は、多治見の窯元さんにお願いすることになりました。プロの職人さん方のお力をお借りすることで、よりきれいな器が安定して製作できるようになりそうです。
〈圧力鋳込み製法について〉
「ブルーグレー ラウンドリムプレート 8寸」は圧力鋳込み製法という方法で生地を作っています。
専用の石こう型に、機械を使って強い圧力をかけた泥しょう(液体状の粘土)を流し込んで成形する製法で、たたら作りや通常の鋳込み製法では作ることが難しい形状の器も作ることができます。
ひとつの器を作るために、対になった2つの石こう型を使います。ちょうどよく乾燥させた石こう型を積み上げ、小さな穴から、強い圧力をかけた泥しょうを流し込んでいきます。1時間ほどで泥しょうが固まるので、型を開けると器の形が出来上がっています。
泥しょうの状態の細やかな管理から製作の手作業ひとつひとつが、繊細でかつ無駄がない。長年の経験や知識によって支えられた職人的な技術・製法です。


*上の写真は、多治見の窯元の作業風景です。

*上の写真は、当窯で「四つ葉のランチプレート」を作っているところです。
〈鋳込み製法について〉
「白い雲豆鉢」は鋳込みの製法という方法で生地を作っています。
デザイン部で作った石膏の型に、「
泥しょう」と呼ばれる陶土を液状にしたものを流し込んで形をつくります。しばらくすると、泥しょうが固まるので型からはずします。
鋳込みの製法は、ろくろやたたら作りでは作ることが難しい形を作ることが出来ますし、器の外側に凹凸で表現した模様を入れることができます。*器の大きさ・形は一客一客で微妙に異なります。

*写真は「雲のお鉢」を作っているところです。
鋳込みは職人の技を要する製法です。当窯では、約20年のキャリアを持つ鋳込み職人のタカトクさんにも製作をお願いしています。
2017年から、自宅近くの廃校になった小学校の職員室だった場所を作業場にしているタカトクさん。写真は、作業をしながら、鋳込みの工程を私たちに教えてくださっている様子。話をする中で「焼き物が好きなんだよね~」と一言。作業中も、にこやかな笑顔で楽しそうにされている姿が印象的です。日々、独自の実験を繰り返しながら、さまざまな形を器として製作するノウハウを磨いているのだそう。よしざわ窯の器づくりには、そんな焼き物が好きなタカトクさんの匠の技とアドバイスも詰まっています。
■ご注文前に必ずご確認ください■
よしざわ窯で作る器には、細かい鉄点や小穴、細かい凹凸、形のゆがみ、釉薬のムラ等手作りならではの症状が見られますが、日常使いしていただくには問題ありません。
【器に見られるキズ等の例】のページをよくご確認の上、ご注文ください。
当よしざわ窯の器は、キレイに揃ったものをお好みの方にはお勧めできません。同じものとして製作していても、大きさ、形、色はすべて異なります。
買い足しをされる場合、お手元のものと新しくお買い求めになるものとは、色・形・大きさは異なるとお考えください。
ご注文の前には必ず「ご利用ガイド」のページをご覧ください。