※周囲の小物は含まれません。

サイズ
口径…１１．５センチ
高さ…５〜５．５センチ
＊８分目まで約１６０ｍｌ入ります。
　ごはんは約１５０〜１７０ｇ入ります。
個体差があり、縦横・高さ共に５ミリ〜１センチ程度の誤差が生じることがあります。





キャメル 森の飯碗

バンビ・フクロウ・ウサギ・ハリネズミの４種の森の動物たちと草花がデザインされた、ちょっと小ぶりの飯碗です。かわいい動物たちの間に描かれた草花は、どれもちょっぴり変わった雰囲気。どこかちょっと不思議なデザインの模様を入れたことで、動物たちがただかわいいだけではなく、物語性を感じさせる仕上がりの器になりました♪
色は「キャメル」。ツヤがあり、キャラメル色のような、濃いマスタード色のような…透明感のある落ち着いた雰囲気の色合いです。
サイズ的には、女性や小学生の中〜高学年くらいの子どもたちにちょうどいい大きさです。ご飯茶碗としての用途に限らず、お鉢的に副菜やおかずにも使えます。動物たちと一緒に、楽しいごはんの時間を過ごしてみてはいかがでしょうか♪



焼き色や模様の出方は一客一客で異なります。釉薬の流れやムラが全体に見られ、施釉の跡や、内側中央に丸い作業跡が残っているものもあります。釉薬が濃く溜まっているものもあります。お任せ発送となりますので、予めご了承ください。



外側に凹凸で描いた動物たちは４種類。１つの器に、バンビ、フクロウ、ウサギ、ハリネズミのデザインが１匹ずつ描かれています。動物たちを囲む植物も個性豊かなので、お手元に届いたら、ぜひじっくり眺めてみてください。



〈磁器土について〉
よしざわ窯では通常、製作する器の形状、釉薬の発色や風合い等を考慮して、６種類以上の土を使い分けています。益子並土、白土、赤土、黒土、半磁器土、耐熱土などです。そしてこの器には、「磁器土」を使用しました。きれいな色合いというだけでなく、ゆがみやヒビ割れなどといった不具合が少ない、私たちがデザインした形に近い仕上がりになっています。

〈機械ロクロ成形について〉
機械ロクロで専用の石膏型を回転させながら成形する製法で、繊細な模様の入ったカップもきれいにそしてゆがみ少なく成形することができます。
石膏型は岐阜県の型屋さんにお願いしていて、私たちではとうてい作ることのできない細かい模様の入ったカップの石膏型も熟練の技術で私たちがデザインそして手づくりした原型そのままに作ってくれます。
そして、機械ロクロで製作している多治見の窯元さんに「粘土素地づくり」の工程をお願いすることになりました。粘土や石膏型の状態の細やかな管理から製作の作業ひとつひとつが、繊細でかつ無駄がない。素地づくりのプロの職人さんたちのお力をお借りすることで、よりきれいな器が安定して製作できるようになりそうです。


＊上写真は、多治見の窯元の作業風景です。

また、釉薬をかける時には釉掛けハサミを使用しています（写真下左）。写真は「ブルーグレー」と「ホワイト」の器にみられる「はさみ跡」の様子ですが、同じように器の表面中央付近の一部がポツンと濃くなっていたり、色が薄くなっていたりします（写真下右）。予めご了承ください。





食事のときにも、後片付けのときにも、「縁をぶつけないように…」と緊張せずに使っていただけるような縁に仕上げています。





ひとりごはんの時には



この時期の益子町では、黄色い大きな柚子の実をたくさんつけた木々をあちこちで見つけます。以前は実家にもあったけど、トゲが多くて伸びるのも早いし、管理がなかなか大変なんですよね。それでも香りが良くて大好きな柚子。お家にあるなんて羨ましいなぁと思いながら眺めているのですが…先日、道の駅ましこに行ったら、たくさんの柚子と「柚子みそ」が売られていたんです♪さっそく買って、お昼のごはんにのせてみたら、甘じょっぱい風味が最高…♡大根やこんにゃくの田楽もきっとおいしいし、焼きおにぎりを作るのも楽しみです！
器は、ちょっとリニューアルした「森の飯碗」で。この日は夫のお弁当の残り物を並べただけのひとりランチでしたが、動物たちと一緒のおかげで、ちょっと賑やかで楽しい雰囲気になりました。これからも一人ごはんの時はこの器にしようかな！
＊一緒に写っている器は「ホワイト 花豆鉢」、「oldwhite マーガレット深皿 １３センチ」、「グレージュ パッチワーク花皿 豆」、箸置きは「動物の箸置き ウサギ」です。

２０２１年１２月　カワハラ





細かい部分もご確認ください

器には、細かい鉄点や釉薬の流れ・ムラが感じられる部分があります。釉薬の気泡の跡が分かる部分や、釉薬の溜まりが分かる部分、施釉の跡が残っているものもあります。また、中央部分に丸い作業跡が残っているものもあります。



外側の様子もご確認ください。鉄点や釉薬の流れ・溜まりが感じられる部分があります。模様の出方は一客一客で異なり、模様が欠けている部分や、ぼんやりとしている部分があります。釉薬のムラや気泡の跡も見られます。高台に釉薬の拭き跡が残っているものもあります。



重ねた時と、文庫本との比較写真です。





当よしざわ窯の器は、キレイに揃ったものをお好みの方にはお勧めできません。同じものとして製作していても、大きさ、形、色はすべて異なります。

買い足しをされる場合、お手元のものと新しくお買い求めになるものとは、色・形・大きさは異なるとお考えください。

ご注文の前には必ず「ご利用ガイド」のページをご覧ください。