※周囲の小物は含まれません。

サイズ 　
外（縦×横）…１７．５×１７．５センチ
内（縦×横）…１３×１３センチ
高さ…２．５センチ
手づくりの為、個体差があり、縦横・高さ共に５ミリ〜１センチ程度の誤差が生じることがあります。





＊２０２３年４月から「圧力鋳込み」という製法で製作しています。それまでに製作していたものとサイズ感はほぼ同じですが、色合いや質感が多少異なりますので、買い足しをご希望の方はご注意ください。

白い西洋八角皿 中

西洋のお皿をモチーフに、八角の形を強調した中くらいのお皿です。縁は緩やかな波を描いたような八角形を、そして内側の段差の部分にはカクカクとした八角形を施しました。ダブルのリムがとても存在感を感じさせてくれます。
色はツヤのある「白」。透明感のある清楚な雰囲気に仕上げてみました。鉄点や、小穴が見られるものもあります。
少しだけ深さがあるので、用途が広い器だと思います。銘々用の取り分け皿やサラダ皿としてはもちろん、デザートにも似合います♪



焼き色や模様の出方は一客一客で異なり、グレーっぽいものもあります。お任せ発送となりますので、予めご了承ください。



〈磁器土について〉
よしざわ窯では通常、製作する器の形状、釉薬の発色や風合い等を考慮して、６種類以上の土を使い分けています。益子並土、白土、赤土、黒土、半磁器土、耐熱土などです。
この器には、「磁器土」を使用しました。きれいな色合いというだけでなく、「圧力鋳込み」という製法との相性がとても良く、ゆがみやヒビ割れなどといった不具合が少ないので、私たちがデザインした形に近い仕上がりになってくれるからです。

圧力鋳込みで製作している素地作りの工程は、多治見の窯元さんにお願いすることになりました。プロの職人さん方のお力をお借りすることで、よりきれいな器が安定して製作できるようになりそうです。

〈圧力鋳込み製法について〉
専用の石こう型に、機械を使って強い圧力をかけた泥しょう（液体状の粘土）を流し込んで成形する製法で、たたら作りや通常の鋳込み製法では作ることが難しい形状の器も作ることができます。
ひとつの器を作るために、対になった２つの石こう型を使います。ちょうどよく乾燥させた石こう型を積み上げ、小さな穴から、強い圧力をかけた泥しょうを流し込んでいきます。１時間ほどで泥しょうが固まるので、型を開けると器の形が出来上がっています。
泥しょうの状態の細やかな管理から製作の手作業ひとつひとつが、繊細でかつ無駄がない。長年の経験や知識によって支えられた職人的な技術・製法です。


＊上の写真は、多治見の窯元の作業風景です。


＊上の写真は、当窯で「四つ葉のランチプレート」を作っているところです。

また、釉薬をかける時には釉掛けハサミを使用しています（写真下左）。写真は「ブルーグレー」と「ホワイト」の器にみられる「はさみ跡」の様子ですが、同じように器の表面中央付近の一部がポツンと濃くなっていたり、色が薄くなっていたりします（写真下右）。予めご了承ください。







一人前のサラダをカフェのように



「白い西洋八角皿 中」は本当に色々なものに使いやすいのですが、なかでもお気に入りの使い方は一人前のサラダ皿。このお皿に一人分のサラダをのせて用意すると、カフェで最初に出てくるサラダのような雰囲気になるんです♪ この日は益子の道の駅で購入したベビーリーフを。だた、のせただけでもなんだか素敵♪ 休日の朝ごはんのサラダをこんな風に用意したら、一日がとっても充実しそうです！

２０２３年１１月　ヨシザワリエ


お酒のおつまみが素敵に♪



数年前から栃木県那須塩原市でワイン畑を始めた「石井ぶどう」さんの新銘柄「Itamurogne」（イタムローニュ）。初物のワインは300本限定で販売され、そのうちのピノノワール・シャルドネ・ソーヴィニヨンの３本を夫が知人を介して購入し、ゆっくり大切に飲んでいることろです♪ 唯一栓を開けた「シャルドネ」はとてもすっきりしていて飲み心地が良く、夫婦でお気に入り。「残りを飲もう！」と夫が言うので、私はワインに似合いそうなおつまみを考えることに。そこで、おつまみ作りにいつも役立てている本、「酒肴ごよみ３６５日」をパラパラとめくってみたら…牡蠣に味噌と柚子胡椒を塗ってオーブンで焼いた一品が目に留まり、作ってみました。 お酒に合わせるお皿としてもお似合いな「白い西洋八角皿 中」で、ニンニクと一緒に炒めたクレソンを添えて盛りつけた一皿に♪すっきりとした印象の器でいただく白ワインは一段と美味しく感じられて最高でした。
「Itamurogne」の次回作の完成も楽しみにしているところです。

２０２２年１月　ナカハラ


まずはデザート皿として♡



八角の形にゆるやかな曲線のデザインで、華やかな器は素朴な食材も豪華に見せてくれます。シンプルなロールケーキも、どこかドレスアップしたかの様で贅沢な雰囲気に早変わり！このロールケーキ、実はスーパーでよく売っているあらかじめカットされているハーフサイズのロールケーキなんです。 ちなみに…４カットで３５０円くらいだったので、ワンカット９０円くらい。お安いケーキも、ちょっと高級そうに見せてくれる♡そんな器なんです。　例えば、頑張った自分へのご褒美におやつを用意したり、優雅なティータイムを過ごしたい時に使いたい一枚♪ 普段使いにはもちろん、来客時にも◎。 デザート以外には、副菜を盛り付けたり、取り分け皿としてもおすすめです。

２０１９年８月　ナカハラ





細かい部分もご確認ください

器には、細かい鉄点や青い点、凹凸、小穴が見られます。釉薬の流れやムラが分かる部分や、釉飛びが見られるものもあります。無釉の部分に波紋状の跡や作業跡が残っているものもあります。



重ねた時と、文庫本との比較写真です。





当よしざわ窯の器は、キレイに揃ったものをお好みの方にはお勧めできません。同じものとして製作していても、大きさ、形、色はすべて異なります。

買い足しをされる場合、お手元のものと新しくお買い求めになるものとは、色・形・大きさは異なるとお考えください。

ご注文の前には必ず「ご利用ガイド」のページをご覧ください。