※周囲の小物は含まれません。
サイズ
外径…22.5センチ
内径…17センチ
高さ…2センチ
個体差があり、縦横・高さ共に5ミリ〜1センチ程度の誤差が生じることがあります。
blue line 誕生花たちのブーケ
12ヶ月に割り当てられた誕生花を ”花束” にしたデッサン画を入れた器です。
デザイン部のナリヨシさんが描く画は、どれも繊細かつ迫力があり、メンバーたちも毎回見惚れてしまうほど素敵です。「誕生花たちのブーケ」の画も、洋書の1ページを思わせるようなクラシカルな雰囲気が魅力的でした。その一本一本の繊細なタッチを余すところなく器に落とし込みたいと思い、『転写』という方法で模様を器に写しています。よしざわ窯のデザイン部が誇るデッサン画の技術を詰め込んだアンティーク風のお皿をお楽しみいただけたら嬉しいです。
色はツヤのある「白」。縁には手作業で青い釉薬を塗り、アクセントをつけました。花束の画にblue line のお洒落なリムが相まって、まるでヨーロッパのアンティーク皿のような印象になりました。
本物のアンティークのお皿には手が出ないけど使ってみたい…クラシカルなおしゃれな雰囲気を食卓に広げたい…という方の願望を叶えてくれそうな一枚です。サイズ感は1人分のパスタやチャーハンにはもちろん、お酒のおつまみを数種類のせてもいいですし、ワンプレート料理にもお使いいただける大きさです。上品な印象があるので、記念日やイベント事にテーブルを彩る一枚としても活躍しそうです。
また、誕生花をブーケにしたデザインの器なので、大切なお友達やご家族へのお誕生日プレゼントとしてもおすすめです。
鉄点や小穴が全体に見られ、釉薬のムラや流れがよく分かるものがあります。また、
釉薬と素地の間にできたヒビ模様の「貫入」が見られるものもあります。お任せ発送となりますので、予めご了承ください。
〈磁器土について〉
よしざわ窯では通常、製作する器の形状、釉薬の発色や風合い等を考慮して、6種類以上の土を使い分けています。益子並土、白土、赤土、黒土、半磁器土、耐熱土などです。そして「レモンのお皿 中」には、よしざわ窯の器では初めて「磁器土」を使用しました(2021年5月以降)。きれいな色合いというだけでなく、「圧力鋳込み」という製法との相性がとても良いこと。そしてなにより、ゆがみやヒビ割れなどといった不具合が少なく、私たちがデザインした形に近い仕上がりになっています。
圧力鋳込みで製作している多治見の窯元さんに「粘土素地づくり」の工程をお願いすることになりました。素地づくりのプロの職人さん方のお力をお借りすることで、よりきれいな器が安定して製作できるようになりそうです。
〈圧力鋳込み製法について〉
専用の石こう型に、機械を使って強い圧力をかけた泥しょう(液体状の粘土)を流し込んで成形する製法で、たたら作りや通常の鋳込み製法では作ることが難しい形状の器も作ることができます。
ひとつの器を作るために、対になった2つの石こう型を使います。ちょうどよく乾燥させた石こう型を積み上げ、小さな穴から、強い圧力をかけた泥しょうを流し込んでいきます。1時間ほどで泥しょうが固まるので、型を開けると器の形が出来上がっています。
泥しょうの状態の細やかな管理から製作の手作業ひとつひとつが、繊細でかつ無駄がない。長年の経験や知識によって支えられた職人的な技術・製法です。
*上写真は、多治見の窯元の作業風景です。
*上写真は、当窯で「四つ葉のランチプレート」を作っているところです。
圧力鋳込みで製作した器の裏底面には、泥しょうを流し入れる部分に残る「鋳込み口」と呼ばれる跡が見られます(下の写真はその一例です)。予めご了承ください。
〈転写について〉
「転写」というのは、手書きの原画を専門の業者にお願いして、和紙に呉須(青い顔料)で原画を写した「転写シート」を作ってもらい、そのシートを一枚ずつ手作業でお皿に写し、最後に釉薬を掛けて完成させるという方法です。
良いひとときを演出してくれそうな一枚です
アンティークショップや古道具のお店でよく見る、立派なデッサン画が素敵なヨーロッパのアンティーク皿たち。手に取ってみては…私に使いこなせるのかなと思ったり、高価でなかなかお迎えできずにいる「いつか欲しいもの」のひとつです。この「blue line 誕生花たちのブーケ」は、花束の画のクラシカルな雰囲気が、本物のアンティーク皿の様だったので、思わず舞い上がってしまいました♪気軽にヨーロッパの古道具を使ったようなお洒落な食卓が楽しめるので、本物を使いこなすのはちょっと難しそうだなと思っていた私のような方にもおすすめです。
さっそくワインを楽しむひとときに使ってみました。先月の誕生日に、遠方の友人からスパークリングワインが届いたので、この器におつまみをのせて乾杯。大人な雰囲気の器に、シンプルなおつまみが良く合い、さらに淡いオレンジ色のワインとも相性が素敵でした。すでに過ぎ去った誕生日でしたが、お花のブーケのデザインがお祝い気分にさせてくれて、浮かれた気持ちでワインを楽しみました。誕生花を描いた器なので、お祝い事の席や記念日を良いひとときにしてくれそうです。 脚の長いワイングラスやアンティークカトラリーなどとの組み合わせもとても素敵で、魅力ある一枚です。
2023年11月 ナカハラ
細かい部分もご確認ください
器には、鉄点や細かい凹凸、小穴が見られます。釉薬の流れやムラが感じられ、釉薬と素地の間にできたヒビ模様の「貫入」が見られるものもあります。縁のラインの仕上がりも様々で、色が薄い部分やムラが分かる部分もあります。裏側に波紋状の線が出ているものや、作業跡が残っているものもあります。お任せ発送となりますので、予めご了承ください。
重ねた時と、文庫本とのサイズ比較写真です。
当よしざわ窯の器は個体差があり、キレイに揃ったものをお好みの方にはお勧めできません。同じものとして製作していても、大きさ、形、色はすべて異なります。
買い足しをされる場合、お手元のものと新しくお買い求めになるものとは、色・形・大きさは異なるとお考えください。
ご注文の前には必ず「ご利用ガイド」のページをご覧ください。