※周囲の小物は含まれません。
サイズ
外径…17センチ
内径…13センチ
高さ…3.5センチ
個体差があり、縦横・高さ共に5ミリ〜1センチ程度の誤差が生じることがあります。
フロストホワイト 洋まる深皿 中
アンティーク風のリムを施した丸い深皿です。
色は『フロストホワイト』。
ずっと作りたいと思っていた”ニュアンスのある白い釉薬”です。「複雑な色の結晶が見られること」「釉の流れが感じられること」「きれいだなぁと思えること」…いろいろ欲張りに頭の中で思い描いていたのですが、「フロストホワイト」はまさに現時点で理想に近い”ニュアンスのある白”だなと満足しています。(製作者より)
マットな質感で、まるでfrost(フロスト)=霜が降りたかのようなぽつぽつとした細かい金属の結晶が全体に見られます。釉薬が溜まった部分には結晶が多く青みが感じられ、釉薬の薄い部分は素地が透けてベージュがかっています。
深さがあるので、汁気のある副菜やサラダなど、取り分ける料理にちょうどいいサイズ感です。ヨーロッパ風な雰囲気で存在感のある器なので、テーブルに並べるだけで食卓が華やぐと思います。
横から見ると傾きが感じられるものもあります。「フロストホワイト」は全体的にニュアンスのある白に仕上がっていますが、焼成温度によって結晶の出方が変化するので、一客一客で異なる表情をしています。中には、青白く発色しているものもあります。お任せ発送となりますので、予めご了承ください。
〈磁器土について〉
よしざわ窯では通常、製作する器の形状、釉薬の発色や風合い等を考慮して、6種類以上の土を使い分けています。益子並土、白土、赤土、黒土、半磁器土、耐熱土などです。
この器には、「磁器土」を使用しました。きれいな色合いというだけでなく、「圧力鋳込み」という製法との相性がとても良く、ゆがみやヒビ割れなどといった不具合が少ないので、私たちがデザインした形に近い仕上がりになってくれるからです。
圧力鋳込みで製作している素地作りの工程は、多治見の窯元さんにお願いすることになりました。プロの職人さん方のお力をお借りすることで、よりきれいな器が安定して製作できるようになりそうです。
〈圧力鋳込み製法について〉
専用の石こう型に、機械を使って強い圧力をかけた泥しょう(液体状の粘土)を流し込んで成形する製法で、たたら作りや通常の鋳込み製法では作ることが難しい形状の器も作ることができます。
ひとつの器を作るために、対になった2つの石こう型を使います。ちょうどよく乾燥させた石こう型を積み上げ、小さな穴から、強い圧力をかけた泥しょうを流し込んでいきます。1時間ほどで泥しょうが固まるので、型を開けると器の形が出来上がっています。
泥しょうの状態の細やかな管理から製作の手作業ひとつひとつが、繊細でかつ無駄がない。長年の経験や知識によって支えられた職人的な技術・製法です。
*上の写真は、多治見の窯元の作業風景です。
*上の写真は、当窯で「四つ葉のランチプレート」を作っているところです。
可愛い苺がさらにドレスアップしちゃう器です♡
苺が美味しい季節がやってくると朝から苺を楽しみたくなります。特にチョコレートとの合わせはちょっぴり大人っぽく味わえて美味しいので、朝食にもヨーグルトと苺にチョコグラノーラを加えた一皿をよく作ります。「フロストホワイト 洋まる深皿 中」に盛りつけてみたら、ニュアンスのある落ち着いた白い洋皿が、お洒落で素敵な印象に仕上げてくれました。また、苺の持つ可愛らしさを引き立てて、いつもよりも苺がドレスアップしているかのようで、思いっきり苺の美味しさと可愛らしさを楽しめる贅沢な朝になり幸せでした♡ 「洋まる深皿」シリーズは、どこかエレガントで上品なデザインなので、普段のお料理をワンランクアップさせてくれるアイテムになると思います。まずは、いつものお料理に合わせて違いを楽しんでみてください♪
2024年2月 ナカハラ
細かい部分もご確認ください
器には、細かい鉄点や気泡が弾けた跡、ピンホール(針で刺したような小さな穴)が見られるものがあります。釉薬の流れや溜まりが感じられるものや、ぽつぽつとした細かい金属の結晶が出ているものもあります。裏面に波紋状の線が見られるものもあります。お任せ発送となりますので、予めご了承ください。
重ねた時と、文庫本との比較写真です。
当よしざわ窯の器は、キレイに揃ったものをお好みの方にはお勧めできません。同じものとして製作していても、大きさ、形、色はすべて異なります。
買い足しをされる場合、お手元のものと新しくお買い求めになるものとは、色・形・大きさは異なるとお考えください。
ご注文の前には必ず「ご利用ガイド」のページをご覧ください。